瞬発力



  Wynton Marsalis "Sparks" (iPod ad 2006)





  junichi yoda plays "Kid On The Mountain"







  うのくん2




瞬発力と 持久力   両方あれば言うことない

でも(?)瞬発力って まわりからは見えにくいような個人的な背景や水面下での持久性など
つまり 実は重厚長大で冗長ななにごとかに裏打ちされてはじめて その威力を増すものだよなと

Marikovのもうひとりの天才  依田くんの音を聴いて 思うのです



想像のなかでかろうじて追体験しようとするだけでも それはそれは気が遠くなるような
日々の研鑽が 「蓄積と洗練のサイクル」の継続があってこそ
はじめて  瞬間的にも  わっ とくる 音になる らしいなと



たぶん 僕はこの音を  5年後にも 10年後にも また 聴きたくなるのでしょう



両極の相互補完 というか 二律背反の両立 というか
こういうの なんて言えばいいんだろう?
こむずかしく言いたくないのに うまくいえない


例えば iPodのCMが 背景にあるAppleの哲学を「直感的にわかる」ように表現していると感じることは
そういう 僕にはうまく言えない諸々を なんともスマートに代弁してくれるように思うのでした 




それにしても  なんて  美しい指先だろう


えろいよ もはや



そして うのくんの顔芸  これもまた素晴らしい瞬発力なので
背後にとてつもない何かがあるのかも とか 笑
(念のため断っておくと 彼は音楽家としても勿論 素晴らしいひとです)




それに近い感覚で (瞬発力と持久力の関係とおなじように)

例えば  日常と 非日常も   両方あれば言うことない





「はじめに人ありき」とは よく言ったものです



 (だいぶ乱暴な飛躍)




要するに 音だけで 様々の何かを考えさせる表現力 というのはもう単純に すごい と思うし

そんな 彼らの人柄から すっ と出てくるような音を
ひとりでも多くの人に 聴いてみてほしくなったのでした



念のためつけくわえておくと
音楽の神秘性を それ以上 変に解体しようとするつもりはないです 



感じるものは 人それぞれでしょうが
感動を記録しておきたいという 備忘録的日記でした
飽和した感情を言葉にするのは むつかしいですね



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Eyes on Tibet |
ミア・ファローが語るダルフールと北京五輪MSN産経ニュース

ダルフール紛争とは − wana kijiji